ミトコンドリアはエネルギー源のATPを生産する
人間は、ATPを消費して運動をします。ミトコンドリアは、糖分をATPに変換します。ミトコンドリアが多いとATPを多く作ることができるためたくさんの運動ができます。ミトコンドリアが少ないとすぐにあまり運動ができなくなります。ミトコンドリアが多ければ多いほど良いのですが、ミトコンドリアは、年とともに減っていきます。そのため、年とともに激しい運動ができなくなったり、持久力が減退したりするのです。
ミトコンドリアを減らさなければ、年のわりには激しい運動ができ、年のわりには持久力がでて、アンチエイジングになります。どのようにしたらミトコンドリアを増やすことができるのでしょうか?
ミトコンドリアを増やす方法
ミトコンドリアは、ATPを作る必要があれば、それに応じて増えるそうです。体にはATPがある程度蓄えられていて、その量が減るとミトコンドリアがATPを作ります。ATPの消費スピードが速ければ、ミトコンドリアはその消費スピードにあわせてATPを作る必要があります。つまり、ATPの消費スピードを上げれば、ミトコンドリアは増えるといことになります。
ATPは、体の中に1分程度の運動分の量が蓄えられているそうです。このATPをまず消費しないといけません。それを消費するとミトコンドリアがATPを作らないといけません。体のなかのATPを消費して、その後ATPの消費スピードを速くすれば、ミトコンドリアが増えるということです。ATPの消費スピードを速くするには、ある程度きつい運動をする必要があります。ただし、消費スピードを長く続ける必要はないようです。ですから、1分以上激しい運動をすればよいのです。
つまり、1〜3分激しい運動をして、その後ゆるやかな運動をして休息をして、また1〜3分激しい運動すれのが良いそうです。このように高負荷と低負荷を繰り返すトレーニングをインターバルトレーニングというそうです。インターバルトレーニングの高負荷にあわせてミトコンドリアが増えるようです。
ときどき高負荷の運動をすればそれにあわせてミトコンドリアが増えるので、数分の距離を早歩きするだけでも、その負荷にあわせてミトコンドリアが増えるそうです。日々、数分の距離を歩くことは、結構あるのでそこで早歩きをするだけでも、それなりに効果がありそうです。まずは、そこからはじめることにしました。